高いハードルにチャレンジ!(3年生)
小春日和が続いた1週間でした。行事が盛りだくさんだった11月。今週も、子供たちは「楽しく・一生懸命」学習に取り組んでいました!今週の様子をお伝えします。
★ 学校課題研究本発表「体育・小型ハードル走」(11/28)
28日(木)に、学校課題研究に関する本発表が行われました。本校の研究主題は、『主体的に判断し、よりよい人間関係を築くことのできる児童の育成 ~学びの共同体を要として~ 』です。3年1組は焦点授業として、体育の小型ハードル走を公開しました。子供たちは、ハードル走の特性である「勢い(スピード)を落とさずにリズムよくハードルを走り越す」ことを目指し、それを達成するためのポイントを意欲的に探求できていました。特に授業後半のジャンプの課題では、今までよりも20cm高いハードル(ソフト開閉式)を目の当たりにし、「この高さでもインターバルを3歩で走り抜けるのかな…」「難しいから面白い!」と様々なつぶやきが聞こえてきました。簡単に走り越すことができる子が1人もいない中で、どうすれば課題の達成に近づけるのか…。グループごとに、道具を活用したり、隣で「トン・1・2・3!」と言いながら伴走したり、単元序盤の探求経験をいかしながら工夫を凝らして活動していました。参観者の方々からも、子供たちのきき合う姿勢やつながりの強さなど、称賛の言葉をいただきました。みんな、よく頑張りました!!
本発表の次の日の様子です。前日の各グループの探求から導かれたポイントをみんなで確認しながら授業を進めていきました。「踏み切り位置は…、リード脚・抜き脚の形は…、着地後は…」。昨日は気づかなかったポイントも、8つのグループの考えを聞くことで「なるほど~!」と少しずつ理解が深まっていく様子がみられました。体育の授業は、体を動かしながら考えることが大切です。思考を整理したら、やってみる!自分たちで導いたポイントなので、みんな意欲が高い状態で練習ができるのも学びの共同体のよいところです。前日はハードルを走り(跳び)越せなかった子が勢いよく走り越せたり、ハードルが高くてもインターバルを3歩でリズミカルに走り抜けたり…。思考・技能向上のつながりについて、担任の私も日々勉強です。6年生と同じ高さのハードルをきれいに走り越す子も出てきました!
今後も、「生涯にわたって運動に親しむ児童の育成」を目指し、友達と共同して探求する喜びを十分に実感できる体育の授業を行って参ります!