学校の様子

9月27日に全校朝会(10月分)がありました。

9月27日(火)の8時20分から8時35分にかけて、各クラスで視聴するオンライン形式で実施。

始めに、講話で校長が「川田谷小の皆さんにはこの2学期『かしこい子』を目指してほしい」と話し、その「かしこい子」になるためには「あらゆる物事に関してどうしたらいいのかを考え判断できることが大切」と強調。例として「学校の桜の木に毛虫が発生した場合」を挙げ、3つの選択肢「①退治する、②退治しない。③わからない」のどれを選ぶかと問いました。多くの児童は①を選択。それを確認して「その毛虫を調べたら毒がなく、手で持っても大丈夫と分かった場合、先ほどの3つの選択肢のうち、どれを選びますか」。すると児童は①と②が約半数ずつに分かれました。さらに、「この幼虫は10日間ほどで桜の木から土に潜り、さなぎになります。この毛虫を退治するためには殺虫剤が必要です。でもこの殺虫剤は環境や人間に影響があるかもしれません。このことを知った後、どの選択肢を選びますか」。この話を聞いて「②退治しない」を選んだ児童が少し多くなりました。校長は「さまざま知識や情報を得たり、相手の立場を考えたりすることが『かしこい子』につながります。授業中であれば、予想を立てたり、友達と話し合ったりして考え、判断する手立てをたくさん取り入れて、よりよい判断をすることが大切です」と話しました。

次に10月の生活目標「丁寧な言葉遣いをしよう」について、児童会役員の皆さんが事前に撮影した動画を配信。廊下を走ってしまった友達に対してどのような言葉遣いで注意したらよいのか演劇で表現してくれました。この動画を見ていた児童は「注意の仕方によって、相手の受け取り方や気持ちが違ってくるんだなあ」とつぶやいていました。

最後に、発明創意くふう展で入賞した児童の表彰を行いました。名前を呼ばれた児童は「はい」と大きく返事をして賞状を受け取りました。どの児童も賞状を渡されるまでは緊張の面持ち。賞状と賞品を渡されると嬉しそうに微笑んでいました。

今後も相手の立場を考え、様々な手立て(知識や情報)を得てよりよい判断ができる「かしこい子」の育成に向けて、全教職員で取り組んでいきます。引き続き保護者・地域の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。