3月26日 修了式
3月26日(火)体育館で卒業した6年生を除く全児童が参集し、修了式を開催しました。開始時刻より少し早く全児童が集合し、全員が座って開式を待ちます。体育館内で聞こえるのは屋根を打つ雨音のみ。全児童が集中して修了式での話を聴いていました。
各学年の代表児童が司会の教員に呼名され、「はい!」という気持ちの良い返事とともに壇上に上がり、校長から修了証を受け取ります。修了証を受け取った代表児童の礼と合わせて、該当学年の児童全員が一斉に礼。どの学年もきれいにそろって礼をし、それと同時に、他の学年から自然に拍手が沸き起こります。その瞬間、代表児童は緊張した面持ちでしたが、少し微笑みが見られました。
「児童代表の言葉」は4年生と1年生の代表児童が発表。4年代表児童は今年頑張ったこととして「①音楽会に向けた鉄琴や合唱の練習、②縄跳び、③感染症等に罹患しないように毎日の手洗い、十分な睡眠時間をとるなどの規則正しい生活」の3つを挙げ、「5年生になったら頑張れることをさらに増やし、下級生の手本になりたい」と堂々と発表しました。
1年代表児童は今年頑張ったこととして「①縄跳び、②漢字の練習、③計算カード」の3つを挙げ、「2年生になったら①学校行事等における集合などに関する行動をさらに素早く行うこと、②来年度の1年生に優しくすること、③九九を頑張って覚えること」の3つを特に頑張りたいと、5年代表児童と同様に堂々と発表しました。
校長講話では本日児童一人一人に手渡される修了証に触れ「修了証は1年間、皆さんが頑張った証です」。「一人一人が頑張ってできるようになったことや一人一人のよさは、一人一人違うからよいのです。この違いがあるからこそ様々なことが発明されたり社会が発展したりします。今年度からグループ学習を行い、今まで以上に話を聴くようになりましたね。話を聴くことにより、いろいろな考え方があることや他の人のよさに気づいたのではないでしょうか。これからも自分に自信をもって他の人のよさを見つけながら頑張りましょう。4月8日にまた学校で会いましょう」と児童を激励しました。
最後に生徒指導担当の教員から春休みの過ごし方についての話。キーワードの語頭が本校のマスコットキャラクターの名前である「かわっち」という文字になるように工夫。「か(確認):今年学習したことを確認、わ(忘れない):道路での一時停止や情報端末使用のルールを忘れない、つ(続ける):『早寝早起き朝ごはん』の規則正しい生活を続ける、ち(力になる):前述の3つを行うことにより自分たちの『力』にしましょう」と印象的に話しました。
児童の話を聴く態度は大変立派で、修了式の最後に司会の教員が「皆さんの聴く態度は素晴らしい。特に4・5年生の児童が集中して話を聴く態度はさすが高学年です」と全児童に話すほどでした。
本日で令和5年度における本校の教育活動は終了します。本校の教育活動に保護者・地域の皆様のご理解とご協力を賜り、ありがとうございました。厚く御礼申し上げます。来年度もよろしくお願い申し上げます。