学校の様子

2022年8月の記事一覧

8月23日に学校課題研究会を行いました。

学校課題研究会(全体会)を開催。研究主題「主体的に判断し、よりよい人間関係を築くことができる児童の育成」のもと本校は「自己理解部」、「他者理解部」の2つの組織を作り、道徳を中心とした学校課題研究に取り組んでいます。

8月23日(火)の午前9時30分から午前10時15分にかけて、この2つの組織がこれからどのような取組をしていくのかを全教職員が確認しました。

自己理解部は「児童が自己を見つめたり考えを表出したりして、自己や人間への理解を深めることができれば、よく考え自分の力で判断し、主体的に行動することができるようになるだろう」と仮説を立て、児童が「自分の考えをもち発表できる」ための手立てなどを研究していきます。

他者理解部は「児童が相手の意見を聞いたり確認したりして、相手の考えを受け入れることができれば、相手のことを思いやり、互いに理解しながら、よりよい人間関係を築くことができるようになるだろう」と仮説を立て「友達(相手)の考えが分かる」ために話を聞く態度(相手を見ながら話を聞く)の育成や友達(相手)の考え(意見)が分かるような掲示物を作成していくことなどを研究していきます。

また、研究主題の実現を目指す手立ての一環として、児童が進んで「あいさつ」をするように改めて指導していきます。道徳の授業を中心に、自分や友達(相手)の考え(意見)をお互いに尊重し受け入れたり折り合ったりするためにはどうすればよいかも指導していきます。

 

 

もうすぐ2学期

もうすぐ2学期です。

川田谷小学校の児童のみなさん、元気に過ごしていたでしょうか。

先生達もみなさんが気持ちよく登校できるよう、準備をして待っています。

夏にたくさんの経験をした、元気な姿が見られることを楽しみにしています。

 

 

 

 

8月23日に市教育委員会主催の教育講演会がありました。

8月23日(火)に午前10時30分から正午にかけて多様な児童生徒への対応の仕方を学ぶことを目的に、市内教職員対象の教育講演会をリモート(各学校で視聴)で開催。大学で心理学を教えている臨床心理士の講師の方がHSP(Highly Sensitive Person)、HSC(Highly Sensitive Child) に関して講演しました。

まず、ミュラー・リヤー錯視やカニッツァの三角形等を例に挙げ、人間の感覚は、個人差があることを説明。

次に、HSPやHSCの方々も感覚は一様ではなく、「人により様々な特性があり、その特性に応じて環境を調整することが大切」。そこで、例えば、「刺激に敏感に反応するため注意が散漫になりがちな傾向がある『感覚過敏』の児童生徒の場合、課題への取組が持続できるように『いつものパターン』を実感・体験させることが重要」等とお話がありました。

最後に、人間の感覚(情報処理)には個人差があることを踏まえ、学習場面で各児童生徒の理解を促進するためのコツを教授。「授業の導入部では全体のイメージをもたせるため『今日は◯◯について学習します』、『まず』、『次に』など順を追って話すとよい」ことなどを話されました。

視聴後、教職員は「児童の感覚の違いに応じた教育方法が重要であることを再認識した」、「授業での指示の出し方をこれからも工夫していきたい」等と話していました。

今後も教職員が組織として児童の特性に応じて指導するとともに、保護者・地域の皆様とも連携しながら教育活動を行っていきます。

 

8月23日に生徒指導研修会を行いました。

8月23日(火)午前8時35分から午前9時15分にかけて南校舎1階で生徒指導主任が中心となり生徒指導研修会を行いました。この研修は生徒指導主任が夏季休業中に県教育委員会で受けた研修内容の伝達が中心です。

まず、児童の支援の視点(「社会的に自立することを目指す必要」等)や対策(①未然防止、②初期対応、③自立支援)等について文科省の通知を基に確認。

次に、架空の事例への対応における最初のステップ(「最初の対応」、「いつからにするか」など)でどのような言葉がけをすればよいか協議しました。

最後に、臨床心理士の講師による「児童への支援」に関する動画を視聴。児童に声がけする方法やスモールステップで目標をもたせる方法を確認。その後、これらの方法は信頼関係が基盤となって成立していることを話し合いました。

今後も児童が課題を抱えた場合、教職員が組織として対応し、保護者の皆様とも連携して対応していきます。