学校の様子

学校の様子をお届けします

3年生の凧作り体験学習の準備について

現在、3年生は社会科で「昔の生活」を学習し、その一環として凧作りの体験学習に取り組んでいます。11月11日には学校応援団の方を講師にお迎えして、竹ひごと和紙(障子紙)を使った本格的な凧作りに挑戦します。その準備のため、学校応援団の皆様が3年児童の人数分の竹ひごと和紙(障子紙)を揃えてくださいました。特に竹ひごはホームセンターなどで売られている既製品ではなく竹から製作。

学校応援団の方は「今から60年ぐらい前、私たちが子供だった頃は、近所の竹やぶから竹をもらい、肥後守(ナイフ)を使って、竹トンボや凧を作って遊んだり、鉛筆を削ったりしたものです」。「今の子供たちは、肥後守を日常的に使用する生活ではない上に、凧作りの学習時間にも限りがあるから、学校応援団で竹ひごや凧の紙を用意します。運よく、竹藪を伐採した地域の方から竹をいただくことができたので、竹ひご製作に活用します」。

竹ひご等の製作のため、学校応援団室(南校舎1階)で10月5日(水)から11月4日(金)まで毎週3日間(月、水、金曜日)、午前10時から正午頃までの2時間、凧作りの準備をしてくださいました。竹ひご製作では、児童が竹ひごで手を怪我しないように、竹ひご1本1本に丁寧にやすりもかけてくださいました。

学校応援団の方は「11月11日当日、児童が楽しく凧作りに取り組めるように準備をしています。凧作りを通して『昔の生活』の学習を深めてもらうとともに、実際に自分で凧を作る楽しさや凧が大空に舞い上がる瞬間の感動を味わってほしいです」と話していました。

3年生の「昔の生活」の学習では、学校応援団の皆様のご理解とご協力をいただき、児童の体験学習を深めることができました。学校応援団の皆様におかれましては、竹ひご等のご準備をしていただき、ありがとうございました。11月11日のご指導もよろしくお願い申し上げます。