学校の様子

学校の様子をお届けします

10月31日に就学時健診と親の学習講座がありました。

10月31日(月)の午後1時30分から午後3時頃まで来年度、川田谷小学校に入学する児童を対象とした就学時健康診断を実施。児童が健康診断を受けている間、その保護者を対象に、午後1時30分~午後2時10分にかけて体育館で講師をお招きした「親の学習講座」を開催しました。

始めに講師の方が、「小学校生活を親子で楽しく迎えるためには笑顔で過ごす心の余裕が大切です」と話し、「右手で2拍子、左手で3拍子のリズムをとってみましょう」と言いながら実演されました。多くの保護者の皆様は異なるリズムを一緒にとろうと戸惑いながら悪戦苦闘。中にはスムーズに拍子がとれる方もいて、保護者の皆様から自然に出てくる笑い声。最初の緊張した雰囲気が一気に和らぐとともに笑顔の効果を実感しました。

次に、講師の方が「小学校生活では、児童が自分のことは自分でできるようになることが重要であるため、『ひとりの人間を育てていることを再確認』し、親が『やってあげる』から児童本人が『できるようにする』ことを目指します」。しかし、「できるまでは個人差があるのは当たり前で、我が子を他の児童や兄・姉と比較して焦ってはいけません」。児童本人がやってみたらできたという「自己実現力」とそれに伴う「自己肯定感」が児童の自立(自律)には必要。だから「児童を励まし、勇気づけてほしい」と話していました。

最後に、小学校生活(集団生活)を迎えるに当たり、「まずは基本的な生活習慣を確立することが大切です」。その習慣は大きく3つあり、「①朝食や夕食をとる時間を一定にする、②布団に入る時間を決める、③排便」。また、集団生活のルールとして大切なことが4つあり、「①物を置く場所を決める、記名する『整理整頓』、②うがい・手洗いをする『清潔』、③あいさつ、④言葉やしぐさで自分の意志を伝える『表現』です」。さらに「親子で通学路を確認するなど『交通安全』にも気を付けてほしいです」と話されました。

保護者の皆様は講師の方のお話に頷いたり、メモを取ったりして熱心にお聞きになっていました。就学時健康診断にお越しくださいました保護者の皆様、ありがとうございました。

また、「学校情報メールシステム」へ11月末までにご登録(登録グループは「R5 新入生」)くださいますようお願い申し上げます。緊急時に保護者の皆様にこのメールで学校から連絡する場合があります。